


Japan Fintech Week 金融庁主催ラウンドテーブル「ゼロからはじめる!AIとデータ利活用」
Japan Fintech Week 金融庁主催ラウンドテーブル in FIN/SUM2025「ゼロからはじめる!AIとデータ利活用」(Powered by AIガバナンス協会・FDUA・金融IT協会)
趣旨・概要
金融機関(特に小規模な金融機関)がAIとデータの利活用を進めて行く上で直面することの多い課題に焦点を当て、専門家や金融機関の現場担当者にお越し頂き、苦労話も交えつつDXの進め方を中心に議論する。
本ラウンドテーブル参加後に、参加者が「これなら自行でもできるかも!まずは個人として使ってみたい!」と感じられるように、手触り感があり比較的ハードル低く導入できるようなユースケースを中心に、AI・データ活用のイメージを掴んでいただく。応用編では、機微データを含む社内データの活用したユースケースなどにも触れる。
ガバナンス面では、高度なリスク管理等に関する専門的な内容ではなく、社内規定の整備や経営陣を含む社員向け教育の重要性に焦点を当てて議論する。
主なターゲット層
金融機関のDX推進部門やシステム部門、リスク管理部門の方
AI活用に関心のある金融機関関係者
主催者:金融庁(Powered by AIガバナンス協会・FDUA・金融IT協会)
開催方式:対面のみ、レコーディングなし、チャタムハウスルール
参加条件・留意事項
座席に限りがあり、ご登録頂いた場合でもお席の確保をお約束するものではありません。
FIN/SUM2025チケットをお持ちの方もご参加頂けます。
アジェンダ
9:30-9:35:イントロダクション(牛田遼介 金融庁チーフフィンテックオフィサー)
9:35-10:00:開会挨拶&オープニングトーク(河合祐子 高知銀行取締役副頭取/柳瀬護 金融庁総合政策局審議官)
10:00-11:20:①ユースケース ~基礎編~
概要:地域金融機関においても、生成AIの活用が本格的に始まりつつあります。本セッションでは、比較的導入しやすいユースケースを中心に、具体的な活用方法をご紹介いただきます。機微情報を扱わない、社内データの整備を必要としないような、業務効率の向上に寄与するユースケースを取り上げ、実際の業務で生成AIを活用するイメージを持てる内容といたします。
モデレーター:岡田拓郎氏(金融データ活用推進協会(FDUA) 代表理事)
岡崎 駿 氏(常陽銀行 経営企画部 DX戦略室 調査役)
豊永 哲哉 氏(ふくおかフィナンシャルグループ DX推進本部 主任調査役)
寺里 亮平 氏(仙台銀行 経営企画部 経営企画課 兼 経営管理室 課長代理)
吉井 光輝 氏(大分銀行 事務統括部 システム統括室)
阪本 雅義 氏(日本生命保険相互会社 デジタル推進室 上席専門課長、金融データ活用推進協会(FDUA) 生成AIWG長代行)
11:20-12:40:②ユースケース ~やや応用編~
概要:高度なものになりすぎない程度に、基盤LLMをRAGなどでカスタマイズした事例や、プロンプトを工夫している例などを紹介。
モデレーター:藤井 達人 氏(みずほフィナンシャルグループ 執行役員 デジタル企画部 部長)
伊藤 恭子 氏(千葉銀行 デジタル戦略部 担当部長)
竹内 一真 氏(八十二銀行 システム部 AI推進室 リードデータサイエンティスト)
長谷川 舜一 氏(横浜銀行 ICT推進部)
加藤 孝大 氏(岩手銀行 総合企画部 プランナー)
飯塚 陽一 氏(山梨中央銀行システム統括部 システム企画課 主任調査役 DX 推進チーム)
平山 元清 氏(Japan Digital Design M-AIS VP of Data Science)
澤田 慧一 氏(セブン銀行 コーポレート・トランスフォーメーション部 AI・データ推進グループ長)
12:40-13:30:ランチ休憩
13:30-14:50:③ツール/サードパーティ選択編
概要:生成AIといってもChatGPT以外にも様々なものがあり、一般用のSaaSもあれば、業務用のサービスも存在。また協業先もコンサル、ベンダー、スタートアップなど数多くの選択肢があるが、自社のニーズに応じて最適なツールやパートナーを選定するためにはどうすればよいか。金融機関とソリューション提供者の双方の目線から率直に議論。
モデレーター:佐藤 市雄 氏(SBIホールディングス 社長室ビッグデータ担当 部長 兼 SBI生成AI室長、金融データ活用推進協会(FDUA) 理事)
大坪 稔樹 氏(浜松いわた信用金庫 デジタル推進部 係長)
伊藤 恭子 氏(千葉銀行 デジタル戦略部 担当部長)
長谷川 舜一 氏(横浜銀行 ICT推進部)
河井 浩一 氏(エクサウィザーズ Exa Enterprise AI 社長室 室長 exaBase IRアシスタント事業責任者)
横堀 将史 氏(AVILEN 執行役員 ビルドアップ戦略統括)
兼松 崇 氏(アーニーMLG 取締役 兼 執行役員CSO)
佐久間 弘明 氏(一般社団法人AIガバナンス協会理事)
14:50-16:10:④社内規定整備編
概要:生成AIを導入したくとも社内規定を作らないと予算もつかないし導入が困難、ただ規定をどう整備すれば分からない、というような金融機関担当者を想定し、どのように生成AIや従来型AIの社内規定を整備すれば良いかについて議論。金融機関担当者を中心に、そのように規定を作ったか、既存の情報セキュリティに係る規定とどう整理したか、生成AIと従来型AIで規定を分けるべきか、どのように社内体制を構築したか、といった点について議論。
モデレーター:羽深 宏樹 氏(スマートガバナンス 代表取締役CEO 京都大学 法政策共同研究センター 特任教授)
佐藤 市雄 氏(SBIホールディングス 社長室ビッグデータ担当 部長 兼 SBI生成AI室長、金融データ活用推進協会(FDUA) 理事)
白石 寛樹 氏(三井住友カード データ戦略ユニット 執行役員 ユニット長、金融データ活用推進協会
(FDUA) 理事)
佐藤 竜介 氏(東京海上ホールディングス ビジネスデザイン部 マネージャー、金融データ活用推進協会(FDUA) 生成AI WG長)
平本 健二 氏(情報処理推進機構 デジタル基盤センター長、AIセーフティ・インスティテュート 事務局長)
16:10-16:30:休憩
16:30-17:50:⑤専門人材確保・育成とマネジメントも含む社内教育編
小規模金融機関においてAIの内製化に限度があるが、幅広く社員に使ってもらうことを前提に生成AI等を導入する場合、最低限AIを使いこなせるくらいのスキルは身に着ける必要。専門人材についても、プログラムを書けるレベルとまではいかずとも、外部業者が提案するソリューションの内容を理解して、要望を伝えられるような職員は必要。また、ビジネスになると思えば経営は主体的に動くが、その判断ができる土地勘を持っている経営者層が限られている可能性があり、経営陣向けの教育プログラムの提供も重要と考えられる。
モデレーター:河合 祐子 氏(高知銀行 副頭取、Fintech協会 理事、金融データ活用推進協会(FDUA) 理事)
豊永 哲哉 氏(ふくおかフィナンシャルグループ DX推進本部 主任調査役)
飯塚 陽一 氏(山梨中央銀行システム統括部 システム企画課 主任調査役 DX 推進チーム)
伊深 彰一 氏(宮城第一信用金庫 総務部次長 DX推進担当)
岡 俊太郎 氏(日本銀行 金融機構局 金融高度化センター)
山口 省蔵 氏(金融IT協会(FITA) 理事長)
岸 和良 氏(住友生命保険 エグゼクティブ・フェロー)
落合 孝文 氏(一般社団法人Fintech協会 代表理事副会長、スマートガバナンス株式会社代表取締役共同創業者 渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 プロトタイプ研究所所長・シニアパートナー弁護士)
17:50-18:00:クロージング
★JFW公式ウェブアプリ★
関連イベントや参加者とのネットワーキングに欠かせないアプリです。是非ご登録ください!