
コミュニティノートで分析する参議院選挙
7月に行われた参議院選挙ではSNSの影響と偽情報・真偽不明情報が大きな話題になりました。一般社団法人コード・フォー・ジャパン(Code for Japan)と法政大学社会学部藤代裕之教授は、兵庫県知事選挙に続いて参議院選挙におけるX(旧Twitter)のコミュニティノートの報道機関への提供や分析を行っています。
コミュニティノートが選挙で偽誤情報対策として機能したのか、どのような投稿に対して付けられていたかなどを検証します。本イベントでは、今回の取り組みを紹介するだけでなく、今後の連携や開発について議論を行います。
概要
日時: 8月26日(火)19:00-20:00
会場: オンライン配信
登壇者紹介
陣内 一樹
一般社団法人コード・フォー・ジャパン 副代表理事
早稲田大学政治学研究科卒業後にNECに入社し、大手キャリア向けシステム開発の事業部の事業計画に従事。2013年から2015年まで復興庁に出向し、福島県浪江町役場に勤務。2017年からCode for Japanにて、中小企業庁とのアジャイル開発や東京都コロナウイルス対策サイトの運営の他、コミュニティ運営など幅広く担当。
りょーま(川邊 悠紀)
Code for Japan エンジニア
慶應大学大学院 政策メディア研究科修了。2018年から在学中にフリーランスエンジニアとして、主にスタートアップの立ち上げ時期の開発を行う。2022年からCode for Japanにて、データ連携基盤(都市OS)やオープンデータ、気候変動対策、web3に関するプロジェクトに参加し、プロトタイプ開発やシビックテックコミュニティの醸成を行っている。2024年からweb3の技術力を強みとしたクリエイティブスタジオSenspaceでCTOを務め、分散型のコンテンツ制作プロセスに取り組んでいる。
藤代 裕之
法政大学社会学部メディア社会学科 教授
徳島新聞社で記者として、司法・警察、地方自治などを取材。NTTレゾナントで新サービス立ち上げや研究開発支援担当を担当した。日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)代表運営委員。インターネット時代のニュースを研究。著書に『フェイクニュースの生態系』『ネットメディア覇権戦争 偽ニュースはなぜ生まれたか』など。RISTEXニュース発信者と受信者間における「トラスト」形成(ニューストラスト)PJ研究代表。
