


Plurality Tokyo Namerakaigi #2「Plurality Book日本語版」出版記念
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台湾のデジタル大臣として活躍したオードリー・タン氏と、「ラディカルマーケット」の著者として知られる経済学者グレン・ワイル氏が共著した『Plurality: The Future of Collaborative Technology and Democracy』(邦題PLURALITY 対立を創造に変える、協働テクノロジーと民主主義の未来(サイボウズ式ブックス)の発売記念イベントを開催します。
https://www.amazon.co.jp/dp/4909044574
共催:、慶應義塾大学X Dignity センター、Plurality Tokyo、なめら会議、スマートニュース
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本書「PLURALITY」は、テクノロジーがもたらす分断や中央集権化の潮流に対し、多様な価値観が共存し、より建設的な協力関係を築くための新しいビジョン「Plurality(多元性)」を提示します。
この度、本書の日本語版出版を記念し、著者であるオードリー・タン氏、グレン・ワイル氏をはじめ、国内外からPluralityの思想と実践をリードするパイオニア、研究者、政策立案者、起業家、技術者が一堂に会する1dayカンファレンスを開催します。
オンライン合意形成ツールの最前線「Polis」、偽情報対策とユーザー主導モデレーション「Community Notes」、民主的な資金配分メカニズム「Quadratic Funding/Voting」、そして民主主義を進化させる「AI」の可能性まで――。
本カンファレンスでは、『Plurality』で描かれる核心的なテーマを掘り下げ、日本における実践事例や課題、そしてテクノロジーと社会の未来像について、多角的な視点から徹底的に議論します。複雑化する現代社会において、より良い未来を築くための羅針盤となるであろう「Plurality」の世界を、共に探求しませんか?
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【こんな方におすすめ】
新しい民主主義の形、市民参加のあり方に関心のある方
Web3、DAO、ブロックチェーン技術の社会実装に関心のある方
AIが社会や政治に与える影響に関心のある方
フェイクニュース対策、健全な情報生態系の構築に関心のある方
シビックテック、デジタル公共財、新しい資金調達手法に関心のある方
『Plurality』や関連書籍(『Radical Markets』『なめらかな社会とその敵』など)に関心のある方
政策立案者、研究者、技術者、起業家、学生、市民活動家の方々
仮決定のセッション概要。流動的にアップデートしています。
セッション 1 Pluralityと学問知の交差点
パネリスト:オードリー・タン、グレン・ワイル、駒村圭吾、宇野重規、鈴木寛、安田洋祐
モデレーター:鈴木健
セッション 2 Polis ― 合意形成の新しいかたち
Polis の仕組み、vTaiwan/世論地図の事例、AI 連携(Polis 2.0)の展望を開発者・実践者が解説。
論点例
Polis はなぜ Plurality の鍵となるのか
日本での導入障壁と文化的適合
コメント機能不在は弱点か/AI 代議員の可能性
セッション 3 偽情報との戦い ― Civic Society ができること
Community Notes、ファクトチェック、Pro-Social Media の最前線を国際比較で議論。
論点例
Community Notes の効果と限界、BirdXplorer の知見
日本のファクトチェック現場から見える課題
台湾の国家レベル対策と Plurality 的ガバナンス
AI 偽情報時代の「Whole-of-Society」アプローチ
セッション 4 民主的資金配分 ― QF/QV の理論と実践
理論提唱者と国内実証チームが、シビル攻撃対策から Deep Funding 構想まで掘り下げる。
論点例
なぜ「二乗」なのか/民主的価値の定量化
DigDAO・DIG SHIBUYA の成果と課題
マッチングファンド確保と UX/コミュニティ形成
QF/QV の応用と発展シナリオ
セッション 5 AI は民主主義を進化させるか?
AI モデレーション、AI 代議員、開発ガバナンス、倫理を横断。
論点例
Talk to the City・広聴AI:市民の「声」を可視化
AI 仲介が熟議の質を高める条件
Polis 2.0 の AI 代議員構想
AI 開発現場から見た公平性・透明性の実装
操作リスク・監視社会化への備え