Yenta GakuDO #2:本で集まる、学びと実践のコミュニティ
「GakuDO」は、「Business SNS for Real Relationships.」を掲げるYentaと、「Publishing for Change」を大切にしている英治出版が共同で立ち上げる本で繋がる学びのコミュニティです。
GakuDOには二つの想いを込めました。
学動:英治出版の「Publishing for Change」というパーパスに共感し、本から学ぶだけではなく、本をきっかけに学んで動くことで、社会を変えていくコミュニティにしたいという願い
学童:一人で学んで一人で動くには難しい時代の中で、子どもの頃の学校や学童のような共に学び共に動く場を作りたい、そして共に失敗や成功を経験するコミュニティが限られる社会において、大人のための学童を作りたいという想い
学習、知識、実践とはどういうものでしょうか?
歩きたい、自転車に乗りたいなど、私たちが強く願うときにはビジョン(存在させたいもの)がある。
知識とは、そのビジョンに対して効果的なアクションをとる力のこと。
学習とは、その効果的なアクションをとる力を育てること。
また学習は、ビジョンと現実が離れていることをコミュニティや集団で知覚したときに起きる。
GakuDOは、本の周りに何かしらのビジョンを持つ人たちが集まり、知識を持ち寄り学習するコミュニティです。学習することで行動する力が育ち、ビジョンと現実を埋める行動や変化で溢れる社会になっていくことを目指します。
一方で、ビジョンに向けて学び、知識を育み、ビジョンと現実の差を埋める行動をとるのは、言うは易し、行うは難しであることは、どんなに優秀な方であっても共通する認識ではないでしょうか。
そのためGakuDOは、本の著者や監修者の知見を一方的かつ効率的に吸収する場ではありません。本をきっかけに集まった一人ひとりが話し、聞き、思考や感情や身体感覚を共有することで、それぞれの行動や変化を応援し合うコミュニティにしていきたいと願っています。
まだ生まれたてのコミュニティに是非ご参加いただければ幸いです。学び動くコミュニティを一緒に作っていきましょう。
本の紹介
第二回目は、『ビジョンプロセシング――ゴールセッティングの呪縛から脱却し「今、ここにある未来」を解き放つ』の著者の中土井僚さんにお越しいただきます。
本を事前に読むこと、本を持参することは必須ではありません。本の内容を知らない方もご参加いただけるイベントです
『ビジョンプロセシング――ゴールセッティングの呪縛から脱却し「今、ここにある未来」を解き放つ 』(中土井僚著、英治出版、2024年6月発売)
「答えがないのに、ゴールを示すべき」
というジレンマを、誰もが抱えている
そのビジョンは、「現在の自分たち」を勇気づけ、
主体性と創造性を解放しようとしているか?
日々のプロセスを問い直すものとなっているか?
自己変容×イノベーションを起こす“U理論”第一人者が
人と組織における長年の実践から編み出した
「不確実な未来との向き合い方」
社会がますます複雑になり、予想外の状況が次々と起こるなかで、将来の見通しはますます不確実なものになっています。
一方で、多くの組織では「うちの会社はビジョンがない」「もっと魅力的なビジョンをつくるべきだ」というプレッシャーが、特にリーダーや経営層にのしかかっています。
このような状況下で、私たちはどんなふうに未来と向き合えばよいでしょうか?
その問いにひとつの方向性を示すのが「ビジョンプロセシング」です。
誰かが魅力的なビジョンを設定してくれるのを待つのではなく、1人ひとりが「ほんとうに大切なもの」を問い直し、日々の仕事・生活のなかで未来と向き合う「プロセスとしてのビジョンの見つめ方・捉え方」を提案します。
著者:中土井僚 Ryo Nakadoi
オーセンティックワークス株式会社 代表取締役。リーダーシップ・プロデューサー。
「滞った流れに何らかの方向を紡ぎ出し、流れをうねりに変えること」をテーマに、U理論・成人発達理論・インテグラル理論を土台としたエグゼクティブコーチング、リーダーシップ開発、組織開発を行う。20年以上にわたり、100社以上に対するプロセスコンサルテーションを通じた変革支援と共に、個人向けのリーダーシップ開発メソッドを基づいた内的変容支援を行う。また、2005年より日本社会におけるU理論の普及と社会的実践に加え、2017年より成人発達理論の啓蒙と実践研究に従事し、多数の執筆・翻訳・監訳実績を持つ。
著書に『U理論入門』(PHP研究所)、『マンガでやさしくわかるU理論』(日本能率協会マネジメントセンター)、『図解入門ビジネス 最新 U理論の基本と実践がよ~くわかる本』(秀和システム)、共訳書・監訳書に『「人の器」を測るとはどういうことか』(日本能率協会マネジメントセンター)、『なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」『U理論[第二版]』『U理論[エッセンシャル版]』『出現する未来から導く』(以上、英治出版)がある。
当日の概要
開催日時:2024年9月12日(木)
19:00:開場
19:30:開演
〜19:35:主催者からの挨拶・コミュニティに込めた想い
〜19:40:著者:中土井僚さんからのお話し:著書執筆の背景
〜21:10:本書登場の「SOUNDカード」を使った体験ワーク
〜21:20:クロージングトーク
〜21:30:お知らせ・ごはんワークの説明
〜22:00:ごはんワーク
学びや行動につながる仕掛けや、より多くの方々と交流していただける仕掛けなどをご用意しておりますので、是非体験しにきてください!
参加費:3000円(軽食、お酒、ソフトドリンクをご用意してます)
場所:Yentaを運営するアトラエオフィス内のイベント&バースペース
今後の予定
今後も本の著者の方を招いて、本を中心とした学びのコミュニティを作っていきますので、何度でもお気軽にご参加いただければ幸いです。
第1回:8/6(火) 松林博文さん|組織の未来は「従業員体験」で変わる
第2回:9/12(木) 中土井僚さん|ビジョンプロセシング――ゴールセッティングの呪縛から脱却し「今、ここにある未来」を解き放つ
第3回:10/10(木) 内山遼子さん|成長を支援するということ――深いつながりを築き、「ありたい姿」から変化を生むコーチングの原則