東大IPC×フェムトパートナーズ共催:カーブアウト・MBOスタートアップ勉強会 ~実例を交えて~
概要・企画趣旨
スタートアップにおける人材の質量は厚みを増しつつありますがまだ充分とは言えず、大企業における新規事業が投資上の制約により成長が阻害されているケースがございます。
日本政府が掲げる「スタートアップ・大企業間の事業・人材・資金の往来の活性化」という観点において、大企業内にある事業をMBO(Management Buy Out)などの手法で切り出し、ベンチャーキャピタル(VC)が資本注入した上でスタートアップとして成長を加速させる事例は有効だと思われます。
当該分野にて実績のあるVCである、東大IPCとフェムトパートナーズの共催で、実例を交えてお話します。
大企業にお務めで事業を切り出しスタートアップ的な成長を志向する方、または起業をお考えの方は奮ってご参加下さい。(VCの方は原則お断りとさせて頂く点、ご了承下さいませ)
会場は、1stRound BASE 東大前 HiRAKU GATEの地下1階を予定しております。
コンテンツ
受付開始18:40~、19:00開会・20:30閉会予定
①開会挨拶/スタートアップエコシステムにおけるMBOの必要性:フェムト磯崎General Partner
②東大IPCの案件事例:東大IPC水本Partner
③SIGNATEのMBOの経緯点Before/After:SIGNATE齊藤CEO
④フェムトのMBO案件事例:フェムト大久保Managing Partner
⑤ゴウリカマーケティングMBOの経緯・Before/After:ゴウリカマーケティング岡本CEO
⑥Q&A
⑦締めの挨拶:東大IPC水本Partner
⑧名刺交換&懇親会
東大IPCについて
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)は日本の官民ファンドであり、唯一の東大100%子会社として2016年に設立された投資事業会社です。
大学発スタートアップの設立ノウハウをベースに、事業会社発スタートアップ設立にも力を入れており、2020年にはカーブアウトを主たる投資先とするAOI1号ファンドを256億円の規模で組成し、すでに国内外10件のカーブアウト投資実績を有します。
昨今では経産省のカーブアウトハンドブック作成への協力やカーブアウト支援プログラムの立ち上げなど、我が国の事業会社発スタートアップの増加に向けた啓蒙活動に力を入れております。
フェムトパートナーズについて
「起業のファイナンス」シリーズの著者磯崎哲也をはじめとするメンバーにより運営されるVCです。
複数のファンドを運営し、巨大企業(「メガベンチャー」)への成長を志向するスタートアップを厳選して、シード~アーリーステージより億円単位での投資を行い、加速度的な成長を支援、これまでプレイドやnoteなどのIPO企業に最初期のラウンドから投資して伴走しております。
また、国内初の「LLP(有限責任事業組合)をGP(無限責任組合員)とするスキーム」や「継続ファンド」、「スタートアップ向けリストリクテッド・ストック」「借入の負担がない種類株式のみのMBOスキーム」等を開発するなど、ストラクチャリング面でも日本のスタートアップ・エコシステムに貢献しています。