ECLSSビジネスワーキンググループ(W/G)
ECLSS LAB ビジネスワーキンググループ(W/G)発足
企画書
https://docs.google.com/document/d/1hvMdKrbBqW1wksrL59pNfGUthIl2pbzVWV7xpifREbU/edit?usp=sharing
第3回に渡って開催予定(1ヶ月に1回予定)
初回ミーティング企画書(2時間想定)
■開催趣旨
日本が有人宇宙開発において独自のプレゼンスを高めるには、「環境制御・生命維持システム(ECLSS)」の領域で明確な技術的優位性と社会的意義を打ち出す必要があります。
とりわけ、NASAのゲートウェイ計画の見直しを受け、日本のECLSS技術が今後の有人活動から排除される懸念もあります。そこで、本W/Gでは低軌道を起点とした民間主導の宇宙ステーション構想と連動し、ECLSS技術のビジネス化と政策提言を目的に議論を深めていきます。
■開催概要
日時:2025年6月14日(金)15:00〜17:00
場所:クロス日本橋ベース(東京都中央区日本橋本町3丁目7−2)
形式:現地対面開催(オンライン接続なし)
※終了後、同会場近隣にて懇親会を予定しております(自由参加)
■ビジネスW/Gのミッション
日本のECLSS技術の産業的・政策的立ち位置を明確化
民間宇宙ステーションにおけるECLSS搭載の必然性を検討
宇宙×快適性・環境制御技術の世界展開に向けたビジネス構想の具体化
内閣府・文科省・経産省・総務省等への政策提言資料の素案策定
■初回アジェンダ(2時間)
時間帯
内容
0:00〜0:10
開会挨拶・趣旨説明(ECLSS LAB代表:蓮見)
0:10〜0:30
インプット①「宇宙ステーション構想とECLSSの関与可能性」
(民間ステーション構想・各国動向レビュー)
0:30〜0:50
インプット②「日本のECLSS技術の現在地」
(三菱重工・JAXA・スタートアップの事例紹介)
0:50〜1:30
ディスカッション:ECLSS技術の差別化要素とは?
(機能性・快適性・持続性の観点)
1:30〜1:50
政策提言の構想案と出口戦略
(内閣府・文科省等へのアプローチ案)
1:50〜2:00
次回に向けた宿題とまとめ
■出口戦略
2025年秋までに政策提言書を策定し、関係省庁への提出を目指す
国内外ステーション開発プロジェクト(例:AXIOM SPACE、Starlab等)との接続を模索
A「宇宙快適技術」のビジネスモデル整理・PR資料化
■対象メンバー
本W/Gは、ECLSS(環境制御・生命維持システム)技術を「本気でビジネスとして展開」し、日本発の有人宇宙開発に貢献する意思を持つメンバーを対象とします。
想定メンバー層
宇宙ビジネスとしてECLSS技術の社会実装を目指す企業経営者・実務責任者
民間宇宙ステーション構想に関与する企業
快適性・環境制御技術を宇宙空間に適用しようとするスタートアップ・メーカー
日本のECLSS技術における知的基盤を持つ研究者・技術者
呼吸・空調・水再生・温熱・センサ・人体対応技術に関わる大学・研究機関
制度設計・政策提言を通じて宇宙分野を推進する行政関係者・支援者
内閣府、文科省、経産省、総務省等と接点を持つパートナーやアドバイザー
上記連携を加速する中間支援機関・VC・商社・PR戦略担当者等
宇宙ビジネス拡大に向けた“実装・資金・社会連携”を支援する立場
▼参加基準
本気でECLSSを軸にビジネス展開を志向していること
宇宙ステーションや有人宇宙活動に技術・資本・実行力いずれかで関与する意思があること
W/Gの議論に積極的に貢献できること(単なる聴講ではない)