続・これからの地域金融
2022年に開催したMIXイベント「社会起業家と地域金融」から2年経ち、MIXメンバーはこれからの地域金融について考える勉強会「SANIN FUNDING DESIGN LAB」をスタートしています。
半年にわたる勉強会では、「ローカル企業が共存共栄できる経済圏をつくれないか」をテーマに考えてきました。
MIXではお馴染みのABAKAM松本さん、SIIF工藤さんのお二方と、松江市出身のスタートアップ法務弁護士秋庭さんをゲストに迎え、これからの地域金融を考えるイベントを開催します。
アジェンダ(予定)
オープニング
SFDLのアイデア
これまでSFDLで勉強してきたこと
生まれたアイデア
アイデアの公開壁打ち
トークセッション「これからの地域金融は、エコシステムをどのように支え、育てることができるのか」
ゲスト
株式会社ABAKAM 代表取締役 松本直人さん
2002年神戸大学経済学部を卒業後フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(以下「FVC」)入社。2005年に責任者として政令都市として初となる自治体ファンド「神戸リレーショナルベンチャーファンド」を設立し、同時に神戸事務所を立ち上げFVC最年少事務所長に就任。
2011年FVC取締役西日本投資部長を経て2016年に当時上場金融会社として最年少でFVC代表取締役社長に就任。エクイティファイナンスで約30億円を調達し、アメリカ進出や国策会社のM&A等を実施するが、あえなく失敗。過度な市場依存、再現性の無さからVCのビジネスモデルが持続可能でないと悟り、VaaS(VC as a service)モデルを考案。その後2人組合を中心とする創業ファンド、事業承継ファンド、社会課題解決ファンド、CVC、テーマファンド等6年半で約50本総額240億円のファンドを設立し、IPOに依存しないビジネスモデルを確立。2022年6月の定時株主総会にてFVC社長を退任。
これまでに投資担当者、ファンドマネージャーとして投資を行った社数は100社を超える。その他多くのビジコン審査員、上場企業、スタートアップの顧問&メンターに就任。日本スタートアップ支援協会顧問。
一般財団法人社会変革推進財団(SIIF) 常務理事 工藤七子さん
大学卒業後、日系大手総合商社勤務を経てアメリカの大学院で国際開発学の修士号を取得。大学院在学中、インパクト投資ファンドのパキスタン事務所でのインターンに参加。帰国した 2011 年より、日本財団へ入所し、日本ベンチャーフィランソロピー基金、ソーシャルインパクトボンド事業、GSG国内諮問委員会など様々なプロジェクトに携わる。2017年4月に日本財団からスピンアウトする形で当財団を設立し常務理事に就任。インパクト投資全般の企画・推進をリード。島根県在住。
AZX Professionals Group 弁護士 秋庭大輝さん
島根県松江市出身。 京都大学法科大学院を卒業し司法試験合格後、新卒でAZX総合法律事務所に入所。 スタートアップのリーガルサポート(設立、ファイナンス、契約書や利用規約等のドラフト・レビュー、その他の日常的なリーガルアドバイス)、上場企業のコーポレートや法務DD等、日本全国の企業への幅広いリーガルサポートを行う。 ベンチャーキャピタルのリーガルサポートも数多く対応しており、ファンドの組成や適格機関投資家等特例業務の届出、個別の投資案件のための契約書ドラフトやレビュー等を日常的に対応している。