自動車部品メーカーの未来を創る新規事業創出カンファレンスのカバー画像
自動車部品メーカーの未来を創る新規事業創出カンファレンスのカバー画像

自動車部品メーカーの未来を創る新規事業創出カンファレンス

参加登録で会場を確認
Shizuoka, Shizuoka
参加登録
承認が必要
ホストの承認が必要です。
ようこそ!イベントに参加するには、以下で参加登録をしてください。
イベントについて

企画背景

自動車業界は、EV化の急速な進展や自動運転技術の普及といった「100年に一度の大変革期」の真っ只中にあります。この構造変化により、従来のエンジン関連部品を中心に事業展開してきた自動車部品メーカーの約7割が不要になるとさえ言われています。

実際に、5年後、10年後には売上の半分以上が消失すると強い危機感を抱くメーカーが存在する一方、具体的な影響を把握しきれていないメーカーも少なくありません。

生き残りのためには、完成車メーカーに依存してきた従来の体質から脱却し、自社の技術やノウハウを核とした新規事業を早急に立ち上げる必要があります。

しかし、新規事業で売上100億円規模を創出するには10年かかると言われ、また、これまで自社で事業を営む経験が少ない企業にとって、その道のりは決して平坦ではありません。

本イベントは、こうした厳しい現状と課題を直視し、未来への活路を見出すための場として開催いたします。

開催目的

本イベントは、参加者が以下の状態になることを目的とします。

危機感の共有

  • EV化の進展が、自動車産業・自社に与える影響の甚大さを正しく理解し、変革への強い危機感を関係者で共有する。

意識改革の促進

  • 完成車メーカーの意向にのみ従う下請け構造から脱却し、自らが事業主体となって新たなビジネスに挑戦する必要性を深く認識する。

新たな可能性の発見

  • 大企業がゼロからイチを生み出すことの難しさを踏まえ、スタートアップとの連携(オープンイノベーション)が持つ可能性と、その具体的なアプローチ手法を学び、自社での実践に向けたヒントを得る。


タイムテーブル

13時-13時15分:オープニング

13時15分-13時45分:基調講演「自動車産業の未来(仮)」

  • 志賀俊之 氏
    株式会社INCJ 前代表取締役会長

  • EV化の波が自動車部品メーカーに甚大な影響をもたらす中、従来の下請構造から脱却し、新たなビジネスにどう挑戦するべきか、オープンイノベーションにどう取り組むべきかをお話しいただきます。

14時00分-14時30分:自動車部品メーカーの現状と挑戦

  • 磯貝隆行 氏
    株式会社ユニバンス 執行役員 事業開発本部長

  • 石川 彰吾 氏
    株式会社ソミックマネージメントホールディングス取締役副社長

  • 吉田 拓矢氏 -モデレーター-
    株式会社しずおかフィナンシャルグループ グループ事業開発部イノベーション推進室 室長

  • 自動車部品メーカーで新規事業を担当するお二人に、置かれている現状、なぜ新規事業に取り組むのか、新規事業に取り組む難しさについてお話いただきます。

14時45分-15時15分:他業界に学ぶ、スタートアップ連携

  • 井手一久 氏
    電源開発株式会社 イノベーション推進部企画室課長

  • 発電事業者であるJPower(電源開発)が、スタートアップと連携しながら、どのように新規事業創出にチャレンジしているのかをお話しいただきます。

15時30分-16時00分:未来を掴む事業転換:ピボットが拓く新たな価値創造

  • 五十嵐充 氏
    シンプレクス株式会社シニアアドバイザー

  • シンプレクス社の創業メンバーとしての2度のIPO、MBOによる事業転換のご経験、米国での事業転換の事例を交えながら、変化の激しい時代を生き抜くため、自動車部品メーカーが、いかにして事業転換を図り、新たな価値創造を実現していくかのヒントを語っていただきます

16時15分-16時45分:AIと自動運転の未来

  • 池田和広 氏
    株式会社セルブスジャパン代表取締役(TGM-GP代表)

  • 自動運転によるフォーミュラカーレース「A2RL」に、日本から唯一参戦するTGM-GP代表の池田氏に、日本の技術で世界へ挑戦する意義をお話しいただきます。

16時45分-17時00分:クロージング


登壇者紹介

志賀俊之 氏

株式会社INCJ 前代表取締役会長

和歌山市生まれ、大阪府立大学卒業後、1976 年日産自動車に入社。主にアジア営業を担当し、1991 年から約 6 年インドネシアに駐在。1999 年ルノーとのアライアンス締結に関わり、企画室長及びアライアンス推進室長を兼務。現場とのパイプ役として、日産リバイバルプランの立案・実行に参画し、2000 年 46 歳で常務執行役員に抜擢された。

新興市場、特に中国進出で成果を上げ、2005 年 4 月から 2013 年 11 月代表取締役副会長に就任するまで、最高執行責任者(COO)を務めた。2015 年 6 月官民ファンド株式会社産業革新機構(現 INCJ)代表取締役会長に就任し、2025 年 6 月、INCJ の業務がほぼ完了した。

ことに伴い退任した。INCJ では、新しい技術やビジネスモデルを提案するスタートアップ企業を積極的に支援し、オープンイノベーションを通じて、新しい産業の創出・育成を目指した。

磯貝隆行 氏

株式会社ユニバンス 執行役員 事業開発本部長

静岡県浜松市出身、1993年フジユニバンス(現ユニバンス)入社。2014年まで工機部門において、社内用生産設備の設計に従事したのち、生産技術部門、北米事業プロジェクトリーダーなどを経て2022年 執行役員就任。現在は、事業開発本部長として中期経営戦略Vision2030を推進するなかで、新たな市場を対象とした新規事業開発にも取り組む。

石川彰吾 氏

㈱ソミックマネージメントホールディングス 取締役副社長 ㈱ソミック石川 取締役副社長 ㈱ソミックトランスフォーメーション 代表取締役 一般社団法人 Future Innovation Lab 理事

オハイオ州立大学卒業後、スズキ(株)に入社。国内4輪工場にて生産管理業務・インドへの駐在を経験した後、自動車部品メーカーソミック石川へ入社。自動車業界大変革期の中、ソミックグループの事業再編、自動車部品以外の新規事業を創出するため、(株)ソミックトランスフォーメーションを設立するなど、創業110年目のファミリービジネスの変革をグローバルで推進。 2018年グロービス経営大学院卒業。2023年EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2023ジャパン ChallengingSpirit部門 東海・北陸地区アントレプレナー賞受賞。

吉田拓矢 氏

株式会社しずおかフィナンシャルグループ グループ事業開発部
イノベーション推進室 室長 

静岡県磐田市出身。2002年静岡銀行入行。香港支店トレーニー、カシコン銀行(タイ・バンコク)派遣を経験し、主に取引先企業の海外事業支援を担当。2021年11月、シリコンバレー駐在員事務所開設に伴い現地に赴任。地域共創を軸にイノベーションを生み出すエコシステムの構築に繋がる活動に従事。2025年4月に帰国後は、しずおかフィナンシャルグループのイノベーション推進室長として、社会価値創造と企業価値向上の両立を目指し、中長期的な観点からグループのイノベーションにつながる情報収集やネットワーク構築に取り組んでいる。

井手一久 氏

電源開発株式会社 イノベーション推進部企画室課長

佐賀県唐津 市出身、2009年J- POWER入社。水力発電所の運営、風力発電所の開発・運営に従事。風力事業においては、事業開発から機器調達まで幅 広く担当 。2018年10月より経営企画部にて中期経営計画の策定などに従事しつ、新規事業組織を立ち上げ。

池田和広 氏

1979年埼玉県入間郡越生町生まれ。高校時代に本屋でF1雑誌を立ち読みしたことをきっかけに モータースポーツの世界に憧れ、東京工科自動車大学校へ進学。卒業後はレーシングカーを整備するメカニックとして国内のレーシングチームへ就職する。

2001年にドイツへ渡り、2004年にル・マン24時間レースで総合 優勝を経験。その後日本へ帰国し、2007 年にレーシングカーの メンテナンスとエンジニアリングを専門に行う株式会社セルブスジャパンを設立。2023年より自社レーシングチーム 「TGMGrand Prix」を発足し、2025年シーズンは国内最高峰の自動車レース「スーパーフォーミュラ 」、自動運転レースの「A2RL」、女性だけのレ ース「KYOJO CUP 」、若手ドライバーの登竜門的レース「FIA-F4 選手権」等、様々なレースへ参戦中。

開催場所
イベントの正確な場所を確認するには参加登録してください。
Shizuoka, Shizuoka